この研究会は慶應義塾大学医学部の脳神経外科、神経内科、精神・神経科、先端研脳科学
などを中心に、基礎臨床の垣根と診療科の垣根を超えて「脳神経系の機能の修飾・回復」
に関する情報交換を行いこの分野の研究と臨床にブレイクスルーをもたらすことを目指す
会です。
次回の研究会開催予定
第10回 慶應ニューロモデュレーション研究会
日時:2024年12月6日(金) 18時00分~19時00分
場所:慶應義塾大学信濃町キャンパス 東校舎2階講堂 (現地参加のみ)
演者:慶應義塾大学理工学部 牛場潤一教授
「理工学の視点から見たニューロモデュレーションの可能性」
(開始10分間のみ、エーザイ株式会社による薬剤説明会がございます。現地でお弁当も配布します。)
※今回は学内のみの公開とさせていただきます。
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大学院講義の履修者は、林美友希(先端研脳科学秘書; miyukim@keio.jp)まで、この研究
会に出席した旨をメールで報告してください。それが出席確認になります。
過去の研究会
第1回. Essential Tremor Up to Date
慶應義塾大学医学部神経内科学教室 大草翔平先生
2021年5月21日
第2回. これからの慶應病院のてんかん診療を考える
慶應義塾大学脳神経外科教室 杉山一郎先生 / 福村麻里子先生
2021年8月28日
第3回. 精神疾患に対する脳神経外科治療 (Neurosurgery for psychiatric
disorders: NPD) の現状と展望
東京女子医科大学脳神経外科 平孝臣先生 / 堀澤士朗先生
2021年11月26日
第4回. リハビリテーション医療で用いられるニューロモデュレーション手法〜慶應病院リ
ハビリ科の取り組み〜
慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室 川上途行先生
2022年3月11日
ニューロモデュレーションミーティング
2022年6月29日(水)
第5回 慶應病院における機能外科診療のこれまでとこれから
演者:慶應義塾大学脳神経外科教室 小杉健三先生 / 神経内科学教室 関守信先生
日時:9月16日(金) 18時〜19時場所:2号館11階中会議室
第6回
DBS診療~適応評価から術後管理まで~
演者 関 守信
症例総括~この1年を振り返る~
座長 埼玉医科大学病院 小林正人教授
演者 慶應大学病院病院 大草翔平先生、小杉健三先生、工藤駿先生
川崎市立川崎病院 北薗久雄先生
今後の機能外科
本態性振戦について:大草翔平先生
日時:2022年11月28日午後7時~8時半
第7回ニューロモデュレーション研究会
※今回は学内および関係する施設の方のみのお申込みとさせていただきます。
日時:2月17日(金) 18時〜19時場所:2号館11階中会議室
演者:三村 將教授(精神・神経科)
当研究会はニューロモデュレーション全般について診療科を超えて勉強・情報交換する会ですが、研究会発足のきっかけは精神疾患に対する外科的治療介入の可能性について精神・神経科と脳神経外科で勉強していこうというものでした。今回の研究会では、慶應病院における今後の精神科領域の機能外科の展望について三村教授からお話いただきます。
第8回 ニューロモデュレーション研究会※今回の研究会は、学外の方の参加はご遠慮させていただきます。学内の皆様方のご参加をお待ちしております。開催日:2023年6月9日(金)18時〜19時エーザイ株式会社からの製品紹介あり開催場所:新教育研究棟4階講堂開催形式:現地開催(※希望者はWEB参加も可)議題内容:1.当院におけるニューロモデュレーション症例の振り返りと今後の予定 ・脳深部刺激療法 (DBS) →神経内科より ・迷走神経刺激療法 (VNS) →脳神経外科より ・バクロフェン髄注療法 (ITB) →脳神経外科、リハビリテーション科より について実際の症例を共有いたします。2.当院における電気けいれん療法(ECT)の現状報告と今後の展望 ECTの手法、適応疾患、注意すべき合併症などについて、当院における現状報告とともに共有いたします。
第9回ニューロモデュレーション研究会
日時:12月1日(金) 18:00〜(1時間以内)
場所:新教育研究棟4階講堂
開催形式:ハイブリッド(対面+zoom)
発表者:精神神経科 和田真孝先生
タイトル:治療抵抗性うつ病に対する、両側シータバースト刺激療法の両側反復経頭蓋刺激療法に対する非劣性ランダム化比較試験
紹介文:現在シータバースト刺激療法は、治療抵抗性うつ病に対する新しい治療法として世界的に注目を受けています。今回私は、このシータバースト刺激療法が、従来型の治療と比較してどの程度有効なのかを非劣性比較試験を用いて検証しました。
幹事
小杉健三(脳神経外科)
髙宮彰紘(精神・神経科)
関守信(神経内科)
阿部欣史(先端研)