- FASTシステムはもともとマウスが持っている遺伝子を使うシステムです。マウスが持っていない遺伝子、たとえばチャネルロドプシンやCa蛍光タンパクを発現させるために考案した遺伝子改変技術です。
従来のTetシステムをマウスで実現させるのは困難でした。FASTシステムの成功体験から、tetOをノックインすることを思いつきました。どの遺伝子座にノックインするか悩みましたが、どの細胞でも発現する遺伝子の近くにノックインすれば良いのではないかと考えました。
色々試した結果、遺伝子座とtetOノックインの2つそろうと強力な誘導がかかることが分かりました。詳細は、http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2012/07/post-219.htmlをご覧下さい。
KENGE-tet
