経歴概略
出身大学院・出身大学他
1997年 名古屋大学理学部生物学科 卒業
1999年 名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻博士前期課程 修了
2005年 奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科分子生物学専攻博士後期課程 修了
これまで
小学生や中学生の頃、理科や実験が好きで、研究してみたいという気持ちは何となく持っていました。内容はよくわかっていなかったですが、遺伝子や分子生物学に魅力を感じて大学に進学し、ショウジョウバエの研究室(西田育巧先生)で、大学卒業研究と博士前期過程を過ごした後、一生の仕事として植物の品種改良に関わる仕事につきたいと思い、博士後期課程からは、イネの研究室(島本功先生)に移り、学位をとりました。その後、ポスドクとして、基礎生物学研究所でイネの研究(寺田理枝先生)を数年やっていましたが、いろいろなことがあって植物分野での職が見つからず困っていた時、隣の研究所の当時生理学研究所の田中謙二先生と出会いました。田中謙二先生の大学の同級生でもあり友人の、当時生理学研究所の小泉周先生が、技術員を探しているということで、私は、その技術員として採用していただき、生理学研究所の岡田泰伸先生の研究室で、小泉周先生や田中謙二先生の研究のサポートをすることで、私の哺乳類での実験、研究生活がスタートしました。その後、東北大学医学部眼科の基礎研究部門(中澤徹先生)の助手、福島県立医科大学医学部の基礎系の研究室(本間好先生)の助教、立命館大学薬学部の小池千恵子先生の研究室の専門研究員と助教を勤めた後、田中謙二先生の慶應義塾大学医学部先端医科学研究所の脳科学研究部門に加わらせていただくこととなり、現在に至っております。
これから
自分のこれまでの経験をもとに新しいことも習得し、脳科学研究部門での実験や研究を通じて、田中謙二先生や研究室の方々の研究や教育に役立ち、皆さんとともに自分も少しでも成長できればと思います。私の昔の夢であった植物での仕事に就くことはかないませんでしたが、多くの方々のご指導や助けていただいて、現在も実験や研究に関わる仕事をさせていただけることに幸せを感じております。今後は、田中謙二先生の研究室での研究などを通して、世の中に貢献していきたいと思っております。ご指導などどうかよろしくお願い申し上げます。
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